上牧町のインフラを支える「西大和ガス・スギタ」

「西大和ガス・スギタ」さんは、昭和40年頃から上牧町で事業をはじめられ、50年以上地域で愛される事業者さんです。現在の社長は2代目となりますが、永く愛される秘訣、思いなどについてお話を伺いました。

地域密着型の事業展開

主なサービスはLPガスの供給と水道工事・修理ということですが、現在のお客様の約7割は上牧町内と、まさに「地域密着」で事業を展開されています。社長の杉田善紀さん自身、上牧町で生まれ育ったこともあり、地域のかたとのつながりをとても大切にされています。

お客様のニーズに応える

杉田さんがお客様から依頼を受けたときに、最も意識していることは「お客様のニーズ」に速やかに対応することだと言います。例えば、ガスにしても水道にしても、機器の修理となると、完了するまでに時間を要します。そうなると、お客様の普段の生活に支障をきたしてしまいます。杉田さんは、お客様の困りごとの解消を第一に考え、機器の修理や復旧に時間を要するときは、代替機の提供をはじめに行っているそうです。「お客様の普段どおりの生活を確保することで、まずは安心してもらいたい。」とおっしゃっていましたが、常にお客様のニーズに寄り添うことで、安心と信頼が生まれているように感じました。

お客様との接点

事業を展開する上で、もうひとつ大切にしていることが「お客様との接点」だと話してくださいました。。町内のお客様が多く、コミュニケーションを取りやすいそうですが、遠隔地のお客様の場合でも、法定点検やメンテナンスの際に、作業だけをするのではなく、お客様の話を聞くことで、何を求めているのかを把握し、また、安心してもらえるようにしているそうです。法律では点検を4年に1回行うこととされていますが、杉田さんはお客様に安心して生活してもらいたいという思いと、お客様との接点を少しでも多く確保したいという思いから、3年に1回点検を行われています。

人の役に立ちたい

また、地域に密着した活動の一環として、近くの墓地の清掃ボランティアや、近年上牧町でも深刻化してきている高齢化の進行に伴い、孤独死などの事案が増えてきていることから、役場担当課と連携をとり、情報提供するネットワークにも参加されています。杉田さんに将来の夢、これからどういうふうになっていきたいかをお伺いすると「人の役に立ちたい。心の成長をしたい。」という言葉が返ってきました。この言葉のなかに、杉田さんの思い、永く愛される秘訣、そのすべてが込められているように感じました。

上牧町の魅力、よりよいまちづくりは、杉田さんのような事業者さんに支えられています。

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