こどもの創造性を育む「colors academy」

colors academyは上牧町服部台地区にあるこども向けにプログラミングと造形絵画を教える複合型の教室で、元システムエンジニアと元中学校美術教師の若いご夫婦2人で運営されています。昨今、こどもの創造性、論理的思考力を育むということで注目されているプログラミング教室ですが、造形絵画教室とのコラボレーションによる個性的でアイデア溢れる事業を紹介します。

空き家活用事業

ご主人の河野達弥さん、奥様の由季さんはともに上牧町のご出身ではなく、神奈川県横浜市から移住されたそうで、現在は空き家となったお祖母様の家をリノベーションして暮らしています。1階部分を教室として利用されていますが、上牧町でも人口減少により、年々空き家が増えており、空き家を資源として有効活用されている事例としても大変興味深い取組となっています。

笑顔あふれる楽しい雰囲気

今回取材をさせていただいたのは、造形絵画教室のキッズクラス(年中〜小学校2年生)。この日教室に来ていたのは9名でしたが、教室前には複数台駐車できるスペースがあり、保護者のかたが送り迎えをしていました。みんな元気に楽しそうに教室の中に入っていく姿、先生にその日あった出来ごとを話す表情、「今日何すんのー?」と待ち遠しくしている様子がとても印象的でした。

こどもの真剣な表情

いざ、授業が始まるとこどもたちの様子は一変します。この日はカボチャのオブジェをつくるという内容でしたが、新聞紙や折り紙、水のりを使って、こどもたちは思い思いに作品をつくっていきます。先生の話を聞くとき、作品をつくるとき、その表情は真剣そのもの。先生は楽しい雰囲気をつくりながら、こどもたち一人ひとりの声に丁寧に耳を傾け、こどもたちのつくりたいもの、その感性に寄り添い、意思を尊重しながらサポートされており、出来あがった作品は、どれも個性あふれるものばかりでした。

こどもたちの未来、こどもたちの幸せを一緒につくる

この教室を運営する上で、最も大切にしていることはこどもたちの「好き」をつくることだと河野さんご夫婦は口を揃えます。

教室で学んだことがきっかけとなって、パソコンが好きになり、アートが好きになり、そして、その延長線上にあるこどもたちの「未来」を、こどもたちの「幸せ」を一緒につくりたい

そんな思いにあふれた教室が上牧町にあります。この教室のこどもたちが、河野さんご夫婦と一緒につくった未来に向かって大きく羽ばたいていく日が来ることを今から楽しみにしています。

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